不妊症とは?

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妊娠の成立と
不妊原因

妊娠の成立と
不妊原因

自然妊娠の成立過程と不妊症の原因についてご紹介します。

自然妊娠の成立過程

自然妊娠の成立過程

  • ①造精 ②輸送 ③貯蔵

    精子は約80日かけてつくられ、健康な男性であれば精液1ml中に1,500万個以上の精子が存在していると言われています。

  • ④射精

    卵子が卵管にいる間に、精子を送りこめば、精子が卵管までやってきます。
    1回の射精で出る精液に含まれる精子の数は数億個で、そのうち卵管までたどりつけるのは200個程と言われています。

    ※精子の寿命は3日(72時間)程度です。

  • ⑤排卵

    女性ホルモンの働きで十分に成熟した主席細胞の中の卵子が、1個だけ卵巣の壁を破って外に飛び出します。
    これが【排卵】です。(卵管は左右2つあり、毎月左右どちらかの卵巣から排卵されます。)卵子は、卵巣の先にある卵管采(卵管の先端にあるイソギンチャクのような形のもの)がキャッチして卵管に取り込み、卵管の1番広い卵管膨大部で精子の到着を待ちます。(排卵がまだの場合は、精子が卵管内で卵子を待ちます。)

  • ⑥受精

    到着した精子は、酸素を出して卵子の殻(透明帯)を溶かし、そのうち最もすばやい精子1つだけが、卵子の中に入ります。これが【受精】です。(他の精子は体内に吸収され、自然消滅します。)

    ※卵子の寿命は1日(24時間)程度です。

  • ⑦卵の輸送

    受精した卵子と精子は、受精卵となり、受精後4日程かけて、細胞分裂を繰り返しながら子宮に向かいます。

  • ⑧着床

    卵管を通過した受精卵が、7日程かけて、黄体ホルモンによって厚くなっている子宮内膜にくっつきます。
    これが【着床】です。(子宮で着床せず、卵管や卵巣に受精卵が着床した場合、子宮外妊娠となり、残念ながら、うまく育っていくことができません。)

    着床した受精卵は、更に細胞分裂を繰り返し、赤ちゃんへと成長していきます。

不妊症の原因

不妊症の原因は、ほぼ男女半々だと言われています。
〈女性因子〉と〈男性因子〉をご紹介します。

排卵障害

排卵障害とは

卵子が育たない、排卵しないまたは排卵が遅い状態。
女性側の不妊症の原因の40%を占めるとされ最も多い。

排卵障害の様々な原因

多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)
排卵障害の80%を占めるとされ最も多い。
卵胞が成熟しないために排卵できず、卵巣に多く残る状態。
高プロラクチン血症
プロラクチン(乳汁分泌ホルモン)には、産後、母乳が出ている間は次の妊娠をしないよう排卵や月経を抑制する働きがある。
高プロラクチン血症は、産後ではないのにも関わらず、プロラクチンの分泌が増加する状態。
夜間またはストレスが強い時にだけプロラクチンが高くなる潜在性プロラクチンもある。
早発卵巣不全
40歳未満で卵巣の中の卵子がほとんどなくなってしまい、排卵が起こらなくなった状態。

卵管障害

卵管障害とは

卵子と精子の通り道である卵管に何らかのトラブルがある状態。
女性の不妊症の原因の30~40%を占める。

卵管障害の様々な原因

卵管狭窄・卵管閉塞
卵管は、卵子や精子の通り道となる器官。
卵管内部で詰まりや癒着がおきると、卵子や精子が卵管を通れない。
「卵管狭窄」...卵管内部の幅が狭くなる症状で、先天的に細いまたは炎症などで狭くなっているケースもある。
完全に詰まってしまう症状を「卵管閉塞」。

着床障害

着床障害とは

受精はするものの、受精卵が子宮内膜に着床できない状態。

着床障害の様々な原因

黄体機能不全
黄体ホルモンは、排卵後に卵巣から分泌されるホルモンで、子宮内膜を熟成させ、受精卵を着床しやすい状態にする働きがある。
黄体機能不全は、黄体ホルモンの量が減り、子宮内膜が熟成しないため、受精卵が着床しづらくなる状態。
また、着床しても初期の流産を起こしやすくなる。
子宮内膜症
長期不妊や20代の女性に多いとされている。
子宮内膜は、子宮の内側を覆う粘膜で、受精卵が着床する場所。
子宮は受精卵の着床に備え内膜を厚くし、着床がない時ははがれ落ちて月経血として体外にでていく。
子宮内膜症は、本来子宮内腔にしか存在しない子宮内膜が、子宮以外の場所(卵巣、卵管、腹膜、膀胱などにできやすい)に発育してくる病気。
進行すると、卵巣チョコレート嚢腫(卵巣内にできた子宮内膜症で、チョコレートのように古いドロドロした血液が溜まっていく状態)を形成し、卵巣が腫れ上がったり、臓器同士が癒着するケースもある。
子宮筋腫
子宮の筋肉の層や子宮内部にできる良性の腫瘍。
30代以降の女性の5人に1人が該当しているとされている。
子宮の中に突出する「粘膜下子宮筋腫」、子宮の外側に突出する「漿膜下子宮筋腫」、子宮の筋肉の層にできる「筋層内子宮筋腫」に分けられる。
子宮体がん(子宮内膜がん)
子宮内膜にできる悪性の腫瘍。
子宮奇形(子宮形態異常)
西洋なしを逆さまにしたような形をしている子宮が、卵巣と卵管が1つしかない、子宮が2つあるなど先天的に変わった形をしている状態。
受精卵が着床しづらかったり、流産の原因になるケースもある。

その他(自己免疫疾患)

自己免疫疾患など

人間の体は、自分以外のものが入ってくると、それを取り除こうとする働きがある。
自己免疫疾患は、この働きがうまくいかず、自分を攻撃してしまう状態。

その他の様々な原因

抗精子抗体
通常は、精子に対する抗体(ウイルスなどの外的と結合しその動きを封じ込め、体内への侵入を阻止する防御因子)が作られる事はない。
抗精子抗体は、精子を異物として判断して抗体ができ、排除しようとする免疫機能の異常。
頚管粘液に含まれた抗精子抗体は精子を異物として判断し、攻撃するため、精子の運動能力や受精能力を阻害。
よって、精子は卵管にある卵子にたどり着かない。
抗リン脂質抗体
抗リン脂質抗体が血液にあると、血栓を作りやすく、妊娠中に胎児に十分な血液供給ができず、流産や死産につながりやすくなる。

精子形成障害

精子形成障害(造精機能障害)とは

精巣で健康な精子が作られない状態。
男性側の不妊症の原因の約90%を占めるとされ最も多い。

精子形成障害の様々な原因

無精子症(非閉塞性無精子症)
精巣で健康な精子が作られない状態。
男性側の不妊症の原因の約90%を占めるとされ最も多い。
乏精子症
精液中の精子が少ない状態。
精子無力症
精子の運動率が低い(40%以下)または、高速で直進する精子が32%未満の状態。
奇形精子症
正常な精子ではなく奇形(形が異変している)の精子が多く、正常形態精子率が4%未満の状態。
精索静脈瘤症
精巣から腎臓に向かう静脈の弁が壊れるなどして、血流が滞り、精巣の近くにこぶのような静脈瘤ができる状態。
静脈瘤があることで、滞った血液は精巣内に逆流し、睾丸の温度が上昇するため、酸素量が減り、精巣の動きが悪くなる。

精路通過障害

精路通過障害とは

精子を運ぶ精管が部分的に欠けていたり、詰まっていたり、狭くなったりすると、精子が通過できない状態。

精路通過障害の様々な原因

無精子症(閉塞性無精子症)
精巣で精子が作られているものの精管が完全にふさがっていたり、狭くなっているために、
精路を通れなくなり、精液中に精子が見つからない場合を「閉塞性無精子症」。
逆行性射精
通常、射精時には膀胱が閉じているが、その一部が開いたままで、精液が膀胱に射出される状態。
精巣上太炎
クラミジアや淋病などの細菌が尿道から精管を通って精巣上体に到達し、炎症を起こした状態。

性機能障害

性機能障害とは

勃起や射精がうまくいかない状態。

性機能障害の様々な原因

勃起障害(ED)とは
性欲はあるものの、性行為のための十分な勃起が得られない、または勃起が維持できない状態。
射精障害
勃起には問題ないにも関わらず、射精ができない状態。
射精そのものができない「射精不能」、膣内に射精ができない「膣内射精不能」、タイミングよく膣内に射精できない「早漏・遅漏」がある。

原因不明

機能性不妊(原因不明)

機能性不妊とは

不妊検査をしても、不妊の原因となる異常が何も見つからない状態。
不妊原因の10~20%を占める。

様々な病気

ピックアップ障害とは
機能性不妊の中で、大きな割合を占める。
卵巣から排卵された卵子を、卵管の先にある卵管采がうまくキャッチできずに、卵管内に取り込めない状態。
ピックアップ障害の有無を調べる検査方法はない。
その他
卵子と精子が結合しづらい受精障害や加齢などによる卵子の質の低下などがある。

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